コートハウス project 01
菜園ののったフラット
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敷地は市街からほどよく離れ
田園風景が広がる一角の小さい住宅地の中にある。
建築は、2階建ての住宅が3方に隣接した中で
周辺からの視線が 気にならないよう配慮し
オープンな生活を目指す平家建てとした。
隣地境界線には擁壁をたて、隣家1Fの視線と周辺道路からの視線を遮り、
内部はガラス張りにして、周囲のコートに視界をひろげた。
また、隣家2Fからの視線は
軒を深くすることで回避した。 そうすることで、外からの視線を気にせずに
隣家のないところからは、斜め上に青い空が見えて、剣岳が遠望できたりする。
フラットルーフの上には畑（屋上菜園）をのせ、断熱効果 を期待した 。
正方形プランに柱を 2.5m×2.5m のグリッドで均等に配置し、
フラットな天井と床は
同じ材質の木を張り、同じ質の空間を連続させ、 内部は均質な空間を目指した。
そこから、ダイニング - 縁側 - 土間 - コート の順に意識はソトに向かう。
周辺の大きな世界へ
水平にどこまでも拡がる意識を感じられることを意図した。
所在：富山県富山市宮成
用途：専用住宅
主体構造：木造
基礎：ベタ基礎
敷地面積 308.77 m2
建築面積 161.01 m2
延床面積 161.01 m2
家族構成：夫婦+子+子 4人
竣工年月日：2008年8月
